3回目となる錬和舘錬成大会入賞選手紹介、最後は小学生中学年型の部で優勝した佐々木 実桜選手です。
空手家の両親の愛娘として誕生し、幼いころから空手の道を歩むことを義務付けられた実桜選手。
周りからの期待とは裏腹に、これまで試合では思うような結果を残せずにいました。
今大会を迎えるにあたって、道場での練習だけではなく、自宅で毎日厳しい練習を行ってきました。
父親である筆者が主に指導をしていましたが、優勝という最高の結果を得られた今でも、もっと優しく指導すべきだったと少し後悔しています。
そんな厳しい練習に耐えて迎えた大会で、実桜選手は躍動しました。予選をなんとか勝ち上がり、決勝進出!
決勝戦の相手は、実桜選手と同学年で、全日本王者にも輝いている選手。これまでも何度か対戦経験があり、そのたびに力の差を痛感させられてきました。悲願の優勝を果たすため、実桜選手は絶対王者に挑みました。
決勝戦、指定型は汪輯(ワンシュウ)。型の正確性、姿勢の美しさに欠点がある実桜選手には、あまり相性の良くない型です。大会前の練習では、基本動作に徹底的にこだわり、改善してきました。
決勝戦では、練習の成果を発揮し、型の正確性に気を配りながら、躍動感あるダイナミックな型を見せてくれました。
そして判定、実桜選手に軍配が上がり、見事初優勝しました!!
福岡支部を立ち上げて7年、少年部で初めての優勝者となりました。本当によくやってくれました。おめでとう!!
優勝にホッとしたのもつかの間、優勝したら某夢の国へ連れていくと大会前に約束していたのを思い出した筆者。喜びと同等か、それ以上の焦りを感じました(^_^;)
約束は絶対なので、優勝記念としてしっかり楽しんできてね。パパはお仕事頑張ります!
今回の実桜選手で錬成大会入賞選手の紹介は終わります。3選手とも本当によく頑張りました。皆目標以上の結果を出し、充実した大会になりました。
3選手以外の所属選手たちも、今年は初めて大会に出場し、福岡支部として大きく成長できた1年となりました。
来年2025年は、更なる飛躍の年に出来るよう皆で頑張りましょう。
皆さま、今後の福岡支部の活躍にこうご期待!!!